映画をみにいくのは一人で行くことが多いものの、今回は息子と一緒にマーティン・スコーセージーの「Hugo」を観ました。シャッターアイランドを観て以来の作品。 3Dが苦手なので普通の映像でみたものの3Dで観ればよかったと大後悔。未だみていない人はぜひ3Dでみてください。映画は2007年に出版された児童書"The Invention of Hugo Cabret"がもとになっています。
映画のはじまりはモンパルナス駅のホームをカメラがすすんでいきます。そして大きな時計がアップになりヒューゴが駅をのぞいているシーン。予告編はこちら。
映画の舞台は1930年代パリ。孤児のHugoは駅で時計メンテナンスをしながら暮らします。彼はお父さんが残したからくり人形をなんとか動かしたくて部品を盗んでいました。そしてジョルジュ メリエスという老人に出会ます。メリエスは奇術師から映画監督になった人。そしてSFXの創始者といわれています。ヒューゴの映画で彼の月世界旅行や映画を初めて作ったリュエール兄弟の列車、工員を写した映像も紹介されています。そしてヒューゴが夢観た列車事故の映像は実際1895年にモンパルナス駅であった事故を再現したもの。
映画の舞台は1930年代パリ。
駅で営まれる人々の暮らしの観客だったHugoが自分の物語をみつけるそんな話でした。それにしてもねじ巻き仕掛けで動く人形や時計のつくりはすばらしかった。
映画のポスター
スコーセージ監督(日本ではスコセッシとよばれているのかな?)
機械のメンテナンスをするヒューゴ
メリエスとの出会い
こちらが実際のメリエスと彼の映像
からくり人形をなおそうとするヒューゴとお父さん
駅の警察。人ごみをおったり逃げたりするシーンは3Dでみたかった。
1895年におきた事故
実際のメリエス
リュミエール兄弟の列車
リュミエール兄弟の労働を終えて帰るシーン