2011年11月29日火曜日

映画 ”Hugo” ヒューゴの不思議な発明

映画をみにいくのは一人で行くことが多いものの、今回は息子と一緒にマーティン・スコーセージーの「Hugo」を観ました。シャッターアイランドを観て以来の作品。3Dが苦手なので普通の映像でみたものの3Dで観ればよかったと大後悔。未だみていない人はぜひ3Dでみてください。映画は2007年に出版された児童書"The Invention of Hugo Cabret"がもとになっています。
映画のはじまりはモンパルナス駅のホームをカメラがすすんでいきます。そして大きな時計がアップになりヒューゴが駅をのぞいているシーン。予告編はこちら
映画の舞台は1930年代パリ。孤児のHugoは駅で時計メンテナンスをしながら暮らします。彼はお父さんが残したからくり人形をなんとか動かしたくて部品を盗んでいました。そしてジョルジュ メリエスという老人に出会ます。メリエスは奇術師から映画監督になった人。そしてSFXの創始者といわれています。ヒューゴの映画で彼の月世界旅行や映画を初めて作ったリュエール兄弟の列車、工員を写した映像も紹介されています。そしてヒューゴが夢観た列車事故の映像は実際1895年にモンパルナス駅であった事故を再現したもの。

駅で営まれる人々の暮らしの観客だったHugoが自分の物語をみつけるそんな話でした。それにしてもねじ巻き仕掛けで動く人形や時計のつくりはすばらしかった。


 映画のポスター
スコーセージ監督(日本ではスコセッシとよばれているのかな?)
 

機械のメンテナンスをするヒューゴ
 メリエスとの出会い
 こちらが実際のメリエスと彼の映像
からくり人形をなおそうとするヒューゴとお父さん
 
駅の警察。人ごみをおったり逃げたりするシーンは3Dでみたかった。
 1895年におきた事故
実際のメリエス
 リュミエール兄弟の列車
 リュミエール兄弟の労働を終えて帰るシーン

2011年11月28日月曜日

サンクスギビングと映画"Like Crazy"

サンクスギビングには義母の旦那さんの家族の家に招待されました。うちの家族を入れて19人集まっての会食。とてもにぎやかで楽しかったです。高校最終学年の子ども(3つ子)のお父さんに大学受験の話もきけてとても実り多い日でした。そのお父さんはアンドーバーに行った後、どこかのヤッピー大学に行ったのですがあとから話に加わったのでどこの大学だったか?。子ども3人も勉強にスポーツに頑張っているので良い大学を狙っているようです。3人もの子どもがどの子も頭が良くてスポーツもできて性格も良いなんて私からは信じられないような話でした。
 19人も座るので長ーいテーブル

 席にはネームタグがありました
サンクスギビングの飾りもかわいい

サンクスギビングのお休みの前に観た映画"Like Crazy"をご紹介
イギリス人の女学生がアメリカの大学に留学し、そこで恋に落ちる。お互い離れられない存在になるものの卒業まで間近か学生ビザの有効期限を過ぎてもアメリカに滞在したいたため、次にイギリスからアメリカに入国する際に入国管理局でビザの期限をまもらなかったということで強制送還させられる。二人は遠距離恋愛を続けるものの時差や仕事で関係を続けるのが難しくなる。一度、強制送還されると次にビザを取得するのに法的手続きなどでたいへんなので二人は結婚することに...
しかし二人の歯車は少しずつずれていく。イギリスで結婚したもののアメリカにすぐ入国できず数ヶ月待つ。お互いあきらめた頃に入国許可が下りる...
1時間半という短い時間ですが二人の関係の変化がよく表現されてました。サンダンス映画際で好評だったこの映画。映画のタイトルをみると何だか重そうな映画だなーと思ったけどそれほど重くなくてなかなかよかった。

 監督
彼女が彼の車に手紙をはさんでそれから二人の関係がスタート
 初めてのデートで語り合う二人
 お互いに離れられない存在に...

 遠距離恋愛の時、彼が付き合っていた女の子
彼女が付き合っていた彼

2011年11月24日木曜日

映画「Tower Heist」とサンクスギビングパレード

先日、映画「Tower Heist」を観に行った。主演はBen Stiller。Eddie Murphyも準主役で出ています。エディマーフィーはあまり好きではないですがやはり映画には彼の演技は必要。手に汗にぎるシーンもありとても面白い映画でした。一人で観ても良いけれど誰かと一緒にみにいったら良い映画。
ニューヨークのサンクスギビングパレードも出てくるのでそれも映画のシーンと一緒にご紹介。

 映画プレシャスでデビューしたGabourey Sidibeもでています。
 この間抜けな顔がとっても良い
 イェール大学出のもとお金持ちな駄目男を演じるマシューブロデリック
 強盗に入る計画をしている(レゴを使って)
 ピカチューもいる
 プランはスヌーピーの後で(映画をみてください)

2011年11月21日月曜日

フランス映画「優雅なハリネズミ」とパリのアパート

小説「優雅なハリネズミ」を映画化した作品"The Hedgehog"を見ました。映画より小説の方が良かったというのが私の感想。映画の時間が短かったので小説の中の主要なところが描かれているけれど私が小説の中で好きだったところが出ていないので(当然ですが)少し欲求不満を感じたのが正直なところ。映画を見た後、小説を読み直しているところ。
映画を見たらぜひ小説を読んで欲しいです。



 私の中のルネはもう少し背中が曲がっていてもっとっつきにくい感じの人を想像していた
 パロマは茶色のストレートヘアで映画のパロマのよりひねた感じの子を想像していた。
 オヅはもう少しこぎれいな感じがよかったな。でもこの人も良い感じです。

 私のイメージに一番近かったのはルネの友だち。
 宗方姉妹の映画のシーンがでます。

ついでにパリの素敵なアパートをいくつかご紹介。



2011年11月18日金曜日

映画50/50

以前、気になる俳優として紹介したJoseph Gordon-Levittの新作50/50。映画の評価は高い作品。
映画の冒頭は主役のアダムが。iPodを持ち、North Faceのジャケットを着て野球帽をかぶりジョギングをしているシーン。シアトルの街が似合うシーンです。
アダムは腰のいたみが気になり病院へ行くと脊髄癌と宣告されます。27歳の彼の生存確立は50パーセント。友情と恋が描かれている映画。扱っているトピックは重いけどストーリーは重くない。見た後、よかったなと思える映画。おすすめ。

 ジョギングのシーンは格好いいのですが、その後のシャワーシーンで彼の体型はちょっとがっかり。

 セラピを受けるアダム
アダムの元彼女はThe Helpで嫌な女の役をやっていた女性。
 カイルと一緒に元彼女の絵を燃やすアダム。とってもおばかな二人。
しかし暗い気分の時はばからしいことをするのって必要なこと。