2012年1月31日火曜日

プラダ

昨日、今日と天気も良く気温が上がっている。秋に植えた水仙が芽をだしている。これから寒くなるのにどうしよう...。
冬、まっただ中なのに気温は春のよう。春を待ちこがれている一般の人。しかしファッションでは冬物が発表されている。プラダのショーでは有名俳優がモデルとして登場しています。
 ゲリー・オルドマン
 ウィレム・デフォー
 オールドマンの後ろはエイドリアン・ブロディ

先日みた映画" Tinker, Tailor, Soldior, Spy"でスマイリー役を演じたオールドマン。色々な作品にでています。


 ハリーポッターのブラック役。私のイメージのブラックと違っていた。
シドアンドナンシーのシドも演じている。
 とっても甘いマスク

オスカーの候補作品でまだ観ていないものもあるので来週は”IIron Lady”と”Extremely Loud & IncreDibly Close”を観よう。

2012年1月30日月曜日

Libertyのプリントとベッドサイドテーブル

あっという間に1月も終わり。なんともはやかった。今朝は肌寒いものの、去年の雪続きとは違って過ごしやすい。日中にはなんと19度まで上がるのだ。秋に植えた球根たちが春と勘違いしないかなと不安。
Jクルーではこの春のシャツにリバティもようが仲間入り。見ているだけでかわいい。



週末に息子がお誕生日会で3時から9時までいないので娘を連れて3人で家具を見に行きました。ミッドセンチェリーの家具ばかり扱うお店で主人と私の目をひいたのはPaul McCobb (1917-1969)のPaul McCobb Planner Groupのもの。Paul McCobb Planner Groupで作られたデザインはコピー商品も多く、しかしそのコピー商品も同様の値段かそれ以上の値段がついているとか...なんともおかしい話。デザインはシンプルでいながら味のあるもの。
 私たちがみたベッドサイドテーブルはこれに似ているが引き出しの前が黒色が入っている。そして脚がない。脚は別で購入できるとのこと。
 デザイナーのポールマッコブさん
 私と主人の目をひいた引き出しはツートーン 本当は全部木目がよかったけれどそれはおいていなかった。


 主人はすっかりその気になっているが私はまだ悩んでいる。どうしよう...

2012年1月20日金曜日

小さいことがきっかけでふっきれること

最近、新聞記者でアートを担当している女性と知り会いました。その週末にはシンフォニーのリハーサルに誘われてびっくり。こちらにきていろいろお誘いがあっても気がのらないことがほとんど。でも彼女とは会ったときから何か感じるものがあった。彼女はとっても普通な人。たいへんだったときの話も平気でする。飾り気も無いなので一緒にいてもとってもらく。おまけに環境も違うので色々な話もできておもしろい。その彼女が友だちのバイオリニストを紹介してくれるという。「私、話が合うかしら?」とちょっぴり不安。紹介された二人は普通な感じの人。そしてとってもやさしい雰囲気で落ち着く存在。
私の夫はアメリカ人。現在、すんでいるところは彼が育った場所。彼の昔からの知り合いも多いし、仕事関係で知り合う人も多い。ネイティブばかりの環境で会話の中でおいてけぼりを感じてしまうのこともある。だから会話についていけない時、自分の伝えたいことが上手く伝えらない時は自信をなくす。そして、そんな事がいくつか重なると人から誘われても気乗りがせず、「何で私なんかさそうのかしら?」と思うがある。
そんなネガティブ思考はだめだと思っていてもなかなか性格はかえられない。しかし、今の自分でいいじゃないと思えるようになった。それは小さなことがきっかけ。
娘と読みはじめたのは、小さいころ好きだったスプーンおばさん(こちらではミセスペッパーポットというタイトル。訳すとコショウ入れおばさん?)。おばさんが主役の子どもの話はめずらしい。主役のスプーンおばさんはたいへんなことがあっても動じず、「困ったね」と一言もらすと次の行動をおこす。おばさんらしくはじらいはなく度胸はある。「わたしゃ普通のおばさんだよ!」と堂々という。とっても魅力的なスプーンおばさん。
特技はないけれど自分の好きなものはしっかりあるし、同じ波長の人だってみつけられる。「うん。私も普通のおばさんだよ」と堂々としてればいいんだ。スプーンおばさんのおかげでなんかふっきれた。けれど身だしなみは今のままではいけないので少し気を使おう。

寒いからか明るい色の服をきたくなる。パンツは赤。そして明るいブルーのスカーフに少し濃いブルーという組み合わせ。この色見覚えあり。気狂いピエロの映画の色がまさにその色。もちろん私とはほど遠い素敵なイメージですが映画のシーンを思い出すわたし。



2012年1月19日木曜日

カウリスマキの世界



アキ・カウリスマキの新作 "Le Havre"を見に行きました。久しぶりのカウリスマキの世界。彼の世界ってかわらない。時代も分かりにくい。
フランスのノルマンディの工業地帯の港町の名前がタイトル。靴磨きをするとMarcelがアフリカからの難民の Idrissaと出会い彼を救うお話。Marcelの奥さんのArlettyを演じるのは他のカウリスマキの映画にでるフィンランド人の女優 Kati Outinen。
映画の中はとてもシンプルなライフを送っている。酒場でオリーブをつまみにお酒を飲むマルセルを見たらオリーブを食べながらお酒が飲みたくなります。主役の無表情な演技も味があってよい。ほのぼのとした映画だった。おススメ!

 カウリスマキ監督

 MarcelとArletty

 パイナップルを八百屋でもらってバーに入ってくるところに思わず吹き出しそうになった
カンヌ映画祭
映画にでるリトルボブ。名前の通り小さいです。そしてこの顔、私の小さい時に近所にすんでいた”佐藤のおばあちゃん”そっくり。


2012年1月18日水曜日

シンフォニーのリハーサルに誘われて

先日、知人に誘われてシンフォニーのリハーサルを見に行きました。Jeffrey Kahane指揮によるもの。初めて体験したリハーサルもとても良かった。完成したものではなく完成させるための過程を見るのはとても興味深かったです。さて演奏された曲はMozart Piano Concerto No. 25 in C Major。なんと指揮者はピアノを演奏しながら指揮をしました。もうひとつはK.503 Rachmaninoff Symphony No. 2。途中で退場したもののとても美しい曲だった。 
ロスアンジェルスチェンバーオーケストラのミュージックディレクターをつとめるJeffrey Kahaneは5歳でピアノをスタート。そして10歳でギターを始め、以来数年はピアノを練習しながらロックやフォークをギターで演奏していました。その後、ジャズやミュージカルの音楽も体験した彼。クラッシックばかり勉強したのでは無い指揮者のバックグラウンドも興味深いものでした。

クラッシックの曲、特にオーケストラの曲をきくと作曲家はどうやってこの曲をつくったのだろうか?と不思議に思います。コアなメロディーがありそこに色々な楽器の音を入れていくのはどんな作業だろう。作曲する人の頭の中ってどうなっているんだろう?と?がいっぱい浮かぶけど誰に聴いたらいんだろうか...。
映画のブルーでジュリエットビノシュは作曲家の妻、そして実はその夫が作ったと言われ曲を作った人を演じています。彼女が作曲をすすめて行くシーンをふと思い出しました。



Mozart Piano Concerto No. 25 in C Majorのビデオ。私が観たのはもちろんこの人の演奏ではありません。

NHK Symphony Orchestra conducted by André Previnによる映像

映画ブルーの1シーン

2012年1月17日火曜日

誕生日がいっぱい

息子は1月6日生まれ、今回は前日の5日に義父のお家でお祝いをしてもらい、誕生日当日はクラスメートに祝ってもらい(朝からドーナツ屋さんに行ってそこで25個のドーナツ購入)、夜は自宅で義母と旦那さんを含めた家族でお祝い。そしてとどめは週末にお友だちをよんでの誕生日会。
自宅でのケーキは数年前から息子の希望でGallette des Rois、友だちと食べるケーキはアイスクリームケーキにしています。Gallette des Roisは日本やフランスのように陶器のフェーヴではなく、こちらのスイス菓子店ではアーモンドがフェーヴとなっている。去年は誰があたったか判らなかったけど今年は誕生日の当日にだはれにもあたらず。ケーキの残りをおやつとしてたべていた私がアーモンドをあてた。
メキシコではフェーヴをあてた人は、みんなを招待してパーティを主催する習慣があるらしい。
週末にお友だちをよんでのパーティは去年と同じくボーリング。5年生ともなると背も高い子がいるしパワーもありあまっているので普段大人しい子も6人揃うとたいへんな騒ぎだった。来年は2人よぶくらいにしよう。義父母が離婚しているので誕生日会を2回するのは必須だし友だちとも誕生日会をひらきたいだろうからしょうがないか。今月は義父とおくさんの誕生日もあったのでなんだか1月は誕生日がいっぱいだった気がする。
Gallette des Rois なんか大きい。そしてこのケーキを食べた前日は義父と奥さんと一緒にアイスクリームケーキを食べた。
 
家族からのプレゼント Wiiのリモコンとイナズマイレブンの攻略本、カンフーパンダDVD、爆丸、ベイブレード、バトルシップのボードゲームとベースのコードポスター、スケボーの椅子(Tony Hawkもこのブランドの椅子を注文したとのことー私にはどうみてもアイロン台にしか見えない)
 主人に風船を買うように頼んだらたくさん買ってきた。
 こどもたちはプレゼントをおいてボーリング場に行ったので静かなひと時。
 最後のケーキ。アイスクリームケーキ 意外にみんな食べていた

 お友だちからのプレゼントはレゴ(スターウォーズ)のセットと本、ボードゲーム、ITune’sのギフトカード
そしてヘクスバグのセット
子どもたちも誕生日会に誘われているのでその準備もしないと...。そうこうするうちにバレンタインのプレゼントの準備する時になってくる。

2012年1月12日木曜日

去年と今年の一番はまった本ミレニアム。そしてハリウッド版のドラゴンタトゥーの女

遅ればせながら昨年からミレニアムシリーズを読みはじめました。文庫本の発売で買いやすい値段になったのでスタートしたら病み付きになりました。去年と今年の大ヒット本で超お勧めの本です。個人的には第三巻の「眠れる女と狂卓の騎士」が一番はまりました。


さて、今回はミレニアムシリーズの映画について。スウェーデン版のミレニアムシリーズの3作品は既に観ており、今回はハリウッドのリメイク版。監督はあのDavid Fincherです。ファイトクラブ、セブン、パニックルーム、ベンジャミン・バトン 数奇な人生、ソーシャルネットワークなどをつくった監督。こうして書いてみると評判の映画ばかり。Davidは1962年生まれ。8歳のころから8ミリカメラで映画を撮りはじめています。マドンナなどのビッグスターののミュージックビデオも作成している彼。ドラゴンタトゥの女の冒頭シーンはミュージックビデオを観ているかのようー兎に角、インパクト大のはじまり。
さて、映画は2時間40分と長い作品でしたが途中で飽きることがなかった。主人公のミカエルはハリウッド版の方が数段素敵で私がイメージしていたのに近くて、リザベットの方はスウェーデン版が私のイメージにあっていた。ハリウッド版の彼女は線が細くて強さを感じられかったけどすてきでした。
本を読んですでにできあがっていた私のイメージはスウェーデン版もハリウッド版もどちらも違うイメージだったけれど、ハリウッド版の方が話の内容的にはあっていたかな(もちろん小説とは違った内容もあったけれど)。スウェーデン版は3作品のつながりも考えて作られていたので全体的なイメージはスウェーデン版が良し。1本のインパクトからいうとハリウッド版。この映画、本を読んでから観て欲しい作品です。一度読み出すととまれないので日本での公開(2月)には間に合います。
 David Fincher




 ドラゴンタトゥーの女のはじまり


TRENT REZNOR & KAREN Oによるレッドゼッペリンの”Immigrant Song”

駄目だこの曲を聴くと何故かジャックブラックが浮かんでくる。
 こちらがハリウッド版のミカエル。眼鏡を斜めにかけても素敵にみえる。
 こちらはスウェーデン版のミカエル。ジャージ姿も北欧風
 こちらが私のイメージに近いリザベット
 繊細な感じがするハリウッド版のリザベット
 スウェーデン版のビョルクの方が嫌なやつです
ハリウッド版ものビョルク