2011年4月28日木曜日

おすすめの映画

カンヌでグランプリを獲得したグザビエ・ボーボワ監督の仏映画「オブ・ゴッド・アンド・メン」を観ました。
アルジェリアで実際に起きたテロリストによる修道士殺害事件を題材に、宗教と人種の違いやヒューマニティをテーマにした内容。映画の中の大半は神につかえる修道士の日々の生活が描かれています。流れる音楽は修道士たちの神に捧げる歌。最後の食事の時、修道士リュックが「白鳥の湖」の曲を流します。始めて音楽を聞きワインを飲み、喜びを分かち合い、そして音楽の美しさを堪能している映像、この食事が修道士みんなでする最後の晩餐となります。

危険な状況下、安全な場所へ逃げる事を望む修道士もいましたが、最終的に残る決意をします。偉大なる神への愛。

印象に残るシーンがたくさんあった映画、素晴らしい作品でした。






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